フジテレビの新社長に就任する清水賢治さんは、数々の国民的アニメを世に送り出してきた名プロデューサー。
今回の就任により、中居正広さんの女性スキャンダルから混乱が続くフジテレビの再建に期待が集まっています。
この記事では、
清水賢治の経歴がすごい!ドラゴンボール制作後フジテレビの救世主に?
と題して、清水新社長の経歴や評判にせまってみましょう。
清水賢治の経歴・学歴

清水賢治さんのプロフィールを見ていきましょう。
1961年、東京都に生まれました。
入社後は編成局編成部に配属され、ドラマとアニメを担当することになります。
編成部では、テレビプロデューサーとして数々の番組を手がけました。
特にアニメ部門での実績が目覚ましく、視聴率を重視しながらも作品のクオリティを追求する姿勢が高く評価されています。
2012年にメディア推進局長、2013年に総合開発局長を務め、2014年には執行役員に就任。
2022年にはフジ・メディア・ホールディングスの専務取締役として経営にも携わってきました。
そして2025年にフジテレビが大きな危機に直面するなかで、新社長に就任したのでした。
ドラゴンボールなどアニメプロデューサー!

清水賢治さんは1980年代後半から90年代にかけて、フジテレビのアニメ黄金期を築き上げました。
週末の夕方アニメ枠を確立し、子どもから大人まで楽しめる作品を次々と世に送り出しています。
- 「Dr.スランプ アラレちゃん」
- 「ドラゴンボール」
- 「ちびまる子ちゃん」
- 「こちら葛飾区亀有公園前派出所」
- 「幽☆遊☆白書」

など、今なお愛され続ける作品の製作にかかわってきました。
清水賢治さんはアニメ制作現場との強い信頼関係を築いてきました。
作品のクオリティを重視する姿勢が評価されています。
2024年には亡くなった「ちびまる子ちゃん」声優のTARAKOさんのお別れ会で弔辞を読むなど、クリエイターとの深い絆も持っています。
清水賢治新社長!就任の背景と期待

不適切な接待疑惑による信頼低下や、スポンサーのCM放送見合わせなど、フジテレビは未曾有の危機に直面しています。
清水賢治さんは、
「信頼回復なくしてフジテレビに未来はありません」
と危機感を示しています。
27日の会見で清水賢治さんは「ゼロからのスタート」と表明。
4月から入社する新入社員に対しても
「少しでも安心できる材料を作って迎え入れたい」
と語り、組織の立て直しに意欲を示しました。
アニメ製作での実績と、編成、経営の両面での経験を持つ清水賢治さんの起用に、メディア業界からは期待の声が上がっています。
SNSでの反響と世間の評価
SNSでも清水賢治さんを好意的にとらえる声が多く見られました。
ご紹介しましょう。
フジテレビ新社長の清水賢治氏がこれまで企画・プロデュース等を行ってきたアニメたち
SNSでは「黄金期のアニメを作った人物」として、清水賢治さんへの期待が寄せられています。
特に「ドラゴンボール」などの製作にかかわった実績が、好意的に受け止められています。
某局もタレントもこちらに真偽など分かるわけないし関係もないので件の中身はどうでもいいが、新社長さんには清水賢治さんか。
ドラゴンボール、幽白、ドラゴンクエスト、餓狼伝説…それこそ我々が昔から見てきた名前だぜ(*´ω`*)
一方で、経営改革の実現可能性について懸念する声も見られます。
ただし、コンテンツ制作の現場を知る人物だからこそ、改革を進められるのではないかという期待も多く寄せられています。
【まとめ】清水賢治新社長のフジテレビ再生
清水賢治さんは大きな期待を背負いながら、フジテレビの再建を率いていくことになりました。
コンプライアンスの徹底と組織改革を最優先課題として掲げ、
第三者委員会の調査結果を踏まえた抜本的な改革を進める方針です。
視聴者目線のコンテンツ作りの経験を活かし、信頼回復と視聴率向上の両立を目指す姿勢を示しています。
視聴者からの信頼を取り戻すことを最優先に、組織の立て直しに取り組んでいく決意を表明しています。
清水新社長のフジテレビの動きに、今後に注目したいですね。
*港浩一フジテレビ前社長についてはこちらの記事をご覧ください。
