折田楓さんが創業した株式会社merchu(メルチュ)。
兵庫県知事の斎藤元彦さんが依頼したPR会社として注目を集ました。
ただ広報活動内容と選挙の問題で大きな転機を迎えています。
この記事では、
株式会社merchu(メルチュ) の評判が良い?折田楓のPR会社レビュー!
と題して、メルチュの評判やレビューからその実態に迫っていきましょう。
merchuの評判とレビューを徹底分析

では折田楓さんが創業したメルチュの評判に口コミからせまっていきましょう。
従業員からの評価は総合的に高いです。
特にワークライフバランスと企業文化の面で高評価を得ています。
- 「のびのびと働ける環境」
- 「前向きにチャレンジできる職場」
といった声が多く、若手社員の成長をサポートする社風が特徴となっています。
これは社長の折田楓さんの方針が徹底されているということなのでしょうね。
こちらは2021年のIndeedでのコメントです。
非常に働きやすい環境であると思います。
ベンチャーといえば、もう少しオーバーワークな印象ですが、一人ひとりのペースや適性に合わせた役割分担があり、自分自身の強みと弱みをよく理解してもらえていると感じます。
また、様々な地域や企業様との関わりが多いため、たくさんのことを知り、学び、スキルアップするチャンスがたくさんあります。
どの社員ともコミュニケーションが取りやすく、アットホームな雰囲気の社内なので居心地がとても良いです。
こちらも2021年のIndeedでのコメントです。
社員の皆さんが優しく、仕事へのが高いため、働きやすく、自分のモチベーションも上がります。
また、良い部分は伸ばそうとしてくれて、悪い部分は一緒に改善策を考えて頂けるため、成長できます!
社内もとっても綺麗でオシャレです。
朝ヨガなどのイベントも開催されていて、楽しいです!!!
このように少し古い口コミですが、肯定的なコメントが多く見られました。
ただ気になったのは、同じ日付の似たようなコメントが続いていたことです。
場合によっては、一斉に書き込まれたのでしょうか?
もしそうなら、内容はある程度バイアスがかかっていると思って読んだ方がよいかもしれませんね。
株式会社merchu(メルチュ)の会社概要と特徴

では、株式会社merchu(メルチュ)はどのようなPR会社なのでしょうか?
兵庫県西宮市が拠点
株式会社merchuは2017年に設立された比較的若い企業です。
西宮市苦楽園口が拠点で、上品なエリアです。
業務内容としては、SNSマーケティングやデジタル広告運用を得意としています。
特に行政案件において多くの実績を重ねてきました。
藤沢市のシティプロモーションや神戸市のインスタグラム運用など、自治体案件で多くの実績を残してきました。
特に藤沢市では、インスタグラムのフォロワー数を1年で約3倍に増やすなど、具体的な成果を上げています。
社員数は約14名で、20代から30代の若手社員が中心となっています。
折田楓社長のプロフィールと評判
代表取締役の折田楓さんは1991年生まれ。
フランス留学の経験を持ち、「日本の全てのダサいをなくしたい」という理念のもと、特に行政の広報改革に力を入れてきました。
2021年には「ひょうご仕事と生活のバランス企業」にも選ばれ、高い評判を得ています。
詳しくはこちらの記事もご覧ください。

株式会社merchuの主要サービス内容と評判

メルチュのPRの業務内容についても見ていきましょう。
SNSブランディング・運用代行の成果
InstagramやXなどのSNS運用代行を主力サービスとしています。
神戸市のInstagramフォロワー数を0から13,000以上に伸ばすなど、自治体のSNS運用で大きな成果を上げてきました
独自開発の運用マニュアルを活用し、クライアントの特性に合わせた戦略を展開しています。

デジタル広告運用の評判
Instagram広告やX広告の認定代理店として、効果的なデジタル広告運用を行っています。
特に若年層へのリーチを得意とし、クリエイティブの制作から配信設定まで一貫したサービスを提供しています。
写真・動画撮影、Webサイト制作、セミナー開催なども手がけています。
特にSNSセミナーは、自治体職員向けに独自のノウハウを提供し、評判も良いです。
このように優れた業績の会社ですから、兵庫県知事選で斎藤元彦さんが依頼をしたのも納得できますね。

メルチュmerchuの給与・年収データを徹底解説

では、このすごい会社に勤めた場合の給与についても見ていきましょう。
- Webマーケティング職の月給は平均26.6万円
- 広報職の月給は平均27.1万円
- デジタルマーケティングコンサルタントは月給平均31.7万円
入社1年目の未経験者(営業)で約1,603万円、入社5年目の本部長クラスで約3,426万円と、経験や役職に応じて大きな年収の幅があります。
いずれにしても全体得的に比較的高い水準となっていますね。
完全週休2日制やテレワーク制度を導入しており、ワークライフバランスに配慮した職場環境を整えています。
給与も魅力的な会社で、社員の方々はモチベーションもあがるのではないでしょうか?
兵庫県知事選の広報問題で評判が悪化

ただ残念ながら、折田楓さんとメルチュは兵庫県知事選での業務に関して公職選挙法に抵触するのではないかと言われています。
このため、評判が大きく落ちてしまいました。
なぜでしょうか?
メルチュと斎藤元彦兵庫県知事の関係
2024年11月、折田楓さんが斎藤元彦さんの選挙で「広報全般を任された」とするコラムをnoteで公開しました。
この内容から、公職選挙法違反の疑惑が浮上しました。
その後、コラムの内容が一部修正・削除されたことで、さらなる波紋を呼ぶことになったのです。
斎藤元彦サイドとメルチュの対応
斎藤元彦さんの代理人弁護士である奥見司さんは、merchuとの契約はポスター制作など限定的なものであり、
SNS戦略などは契約外の「個人のボランティア」活動だったと説明しています。
コラム公開後、株式会社merchuは予定していたセミナーを中止するなど活動を自粛。
折田楓さんは「”答えるな”と言われている」として、沈黙を続けている状況です。
【まとめ】折田楓社長は評判回復が必須
行政案件を中心に実績を積み上げてきたメルチュ社です。
会社の評判も悪くはなかったようです。
ですが、兵庫県知事選での活動の在り方をめぐって、今後は自治体案件における評判の回復が課題となるでしょう。
SNS運用やデジタル広告の専門性は高く評価されているものの、クライアント情報の取り扱いに課題が露呈した形となったためです。
2024年11月以降、メルチュは広報活動を自粛する動きが見られ、事業戦略の見直しが迫られている状況です。
PR会社としての情報管理体制の強化と、信頼回復に向けた取り組みが今後の重要な課題となっています。
今後の展開が気になりますね。
