横浜高校野球部の2年生主将として注目を集める阿部葉太さん。
愛知県田原市出身の有望選手が、どのような経歴を経て2年生で異例ながら、名門校の主将となったのでしょうか。
この記事では、
阿部葉太の出身中学校どこ?横浜高校主将に2年生で異例の大抜擢?
と題して、バットコントロールと俊足を武器に、プロ野球スカウトからも注目される阿部葉太さんの輝かしい野球人生にせまってみましょう。
阿部葉太の中学校は?

阿部葉太さんの中学時代について詳しく見ていきましょう。
田原東部中学校時代の活躍
阿部葉太さんの中学校は、愛知県田原市にある田原東部中学校です。

阿部葉太さんは、中学時代は田原東部中学校に通いながら、愛知豊橋ボーイズで硬式野球に取り組みました。

3年生時にはチームの主将を務め、2022年のボーイズ選手権ではベスト8まで進出して、大活躍。
中学3年時には夏季全国大会でベスト8、鶴岡一人記念大会では中日本選抜に選出されるなど、才能を開花させています。
甲子園のため横浜高校を目指す
阿部葉太さんが横浜高校への進学を決めたのは中学2年生の夏でした。
愛知豊橋ボーイズの先輩で横浜高校から甲子園に出場した立花祥希さん(現・国学院大学)が練習に訪れ、
「甲子園に出たい気持ちはすごく大事だが、どこのチームを選ぶかも重要」

とアドバイスしたことがきっかけでした。
父・阿部一彦さんが県内の強豪校を勧めたにもかかわらず、中学2年の冬に「横浜に行きたい」と決意を固めました。
自分の意思を貫いた阿部葉太さんの成長がすばらしいですね。
お父さんとの信頼関係があったからこそなのではないでしょうか。
*横浜高校のチームメート織田翔希さんについてはこちらの記事をご覧ください。

横浜高校主将・阿部葉太のプロフィール

阿部葉太さんのプロフィールを見ていきましょう。
阿部葉太は右投げ左打ち
阿部葉太さんは2007年8月6日生まれの横浜高校2年生。
出身は愛知県田原市で、愛知県の最南端に位置しています。
身長179cm、体重84kgの右投げ左打ちの外野手です。
横浜高校の主将として、チームを神宮大会優勝へと導いた実力者です。

バットコントロールの良さと俊足を兼ね備えた選手として、すでにプロ野球スカウトからも注目を集めています。
小学校時代に父の影響で野球へ
阿部葉太さんは田原東部小学校1年生から地元の軟式野球チームで野球を始めました。
野球との出会いには、中学硬式野球の審判を務める父・阿部一彦さんの影響が大きいです。

家族でプロ野球のテレビ観戦を楽しむなど、小さい頃から野球に親しんできました。
阿部葉太さんは、
「小さい時にお父さんとキャッチボールをしていて楽しかったから野球を始めた。」
と語っています。
父の阿部一彦さんは
「葉太はオリックスや西武の試合をよく見ていた。イチローさんのジクソーパズルも一緒につくった」
とのこと。
野球でつながった父子が微笑ましいですね。
阿部葉太の横浜高校での異例の抜擢

阿部葉太さんは、横浜高校でも高い評価を得て活躍しています。
横浜高校主将に大抜擢
横浜高校に進学した阿部葉太さんは2年生の5月、村田浩明監督から主将を任されました。
これは異例の抜擢でした。
名門横浜高校での2年生主将は非常に珍しいことだそうです。
村田浩明監督は、阿部葉太さんの技術だけでなく人間性にも厚い信頼を寄せています。

プロスカウトからの注目とドラフト
走攻守の総合力の高さから、阿部葉太さんは2025年の高校生外野手では1、2を争う選手と評価されています。
ただ、右投げ左打ちの外野手というタイプは多いため、ドラフト上位指名を勝ち取るには、センバツでの活躍が重要です。
本塁打量産や5割以上の高打率など、インパクトのある成績を残すことが期待されています。
阿部葉太さんの甲子園での活躍に期待したいですね。
*横浜高校の盟友・奥村頼人さんの家族構成についてはこちらの記事をご覧ください。
