2025年3月の東京マラソンで日本人トップに輝いた市山翼さん。
実は市山さんは、埼玉県草加市のベルクスでスーパー店員として週4日働きながら競技に打ち込む「二刀流」の実力者。
この記事では、
市山翼のwiki風の経歴!どこのスーパー店員?箱根駅伝後に結婚!
と題して、箱根駅伝のエースだった市山翼さんの経歴やプライベートに迫ります。
市山翼の経歴!どこのスーパー店員?

市山翼さんの経歴と職場について見ていきましょう。
出身と経歴
市山翼さんは1996年4月8日生まれ、埼玉県出身のマラソン選手です。
さいたま市立木崎中学校から大宮東高校を経て、中央学院大学へ進学しました。
現在はスーパーマーケットチェーン「サンベルクス」に所属し、日本を代表するマラソン選手として活躍しています。
普段は埼玉県草加市内の店舗で発注や品出し作業に従事しながらマラソンの練習しています。
スーパー「ベルクス」の店舗はどこ?

埼玉県草加市にはスーパー「ベルクス」の店舗が3つあります。
市山翼さんはこのうちのどこかで働いている可能性が高そうです。
具体的には草加松原店、草加青柳店、草加手代店の3店舗となります。
草加市は埼玉県の南東部に位置し、東京都に隣接する地域です。
市山さんがグロサリー部門で週4日勤務しているということですので、
店舗で食品や日用品の品出しや陳列、在庫管理などの業務を担当していると考えられます。
市山翼さんは、
「会社の人や店内の人が応援してくれる」

と語っており、職場の理解と支援が競技生活を支える大きな力となっています。
市山翼は箱根駅伝からサンベルクへ

中学・高校時代のスポーツ経験とバスケットボールから陸上へ
市山翼さんは意外にも中学時代はバスケットボール部に所属していました。
「チーム競技があまり得意じゃなかった」
と語る市山さん。
バスケットボールをする上で体力をつけるための走る練習が得意だったことから、高校では陸上部へ。
大宮東高校時代は5000mのベストが15分台と決して飛び抜けた選手ではありませんでしたが、
短距離の先輩から「長距離に向いている」と言われたことがきっかけで本格的に陸上の道へ進みました。
中央学院大学での成長と実力向上
大学進学後、中央学院大学で着実に力をつけ、チームのエースへと成長しました。
川崎勇二監督さんの指導のもと、弱い選手から努力を重ねて実力を身につけていきました。
2018年の第94回箱根駅伝では、エース区間である2区を任され、区間17位の成績を残しました。
大学3年時にチームの信頼を得て重要な役割を担い、箱根路での経験が後の成長につながりました。
サンベルクス移籍と競技力向上
大学卒業後は、小森コーポレーションなどを経て、2023年4月にサンベルクスに移籍。
2024年2月の全日本実業団ハーフマラソンで優勝しました。
これが東京マラソンへの弾みとなりました。
市山翼さんは
「調子が悪い中でもあの走りができたのが自信になった」

と語っています。
東京マラソンでの快挙

2025年3月2日の東京マラソンで、市山翼さんは2時間6分00秒の好タイムをマーク。
これは日本歴代9位の記録で、日本人トップの10位でフィニッシュしました。
パリ五輪6位の赤崎暁さんら実力者を上回る結果となり、
世界選手権の参加標準記録も突破しました。
レース後に
「日本人トップもタイムもゴール後に知った」

と驚きを隠せない様子でした。
プライベートと新婚生活

市山翼さんは大学時代に知り合った未紗さんと2023年1月に入籍し、2月に結婚式を挙げました。
「妻がいることで結果が重要になってくると思うので、そこが一番モチベーションになっている」
と語る市山さん。
結婚してスーパーで働きながらも、より高みをめざす姿がすばらしいですね。
2023年の別府大分毎日マラソンでは途中棄権しましたが、妻の未紗さんから
「私の中では優勝だった」
と声をかけられ、感動したと語っています。
家族の支えが市山翼さんの強さの源となっており、東京マラソンの成功に大きくつながったのでしょうね。
今後のさらなる活躍に期待したいと思います。
*細田あいさんにも期待が集まっています。こちらの記事をご覧ください。
