三菱UFJ銀行の貸金庫からの窃盗容疑で話題の今村由香里容疑者。
そのキャリアは一般職から総合職への転向を実現した華麗なものでした。
ですがメガバンクでどうすれば大出世できるのでしょうか?
この記事では、
【画像】今村由香里の経歴が謎!三菱UFJで一般職から総合職にどうしてなれた?
と題して、今村由香さんの経歴や能力を詳しく見ていきましょう。
今村由香里の学歴と経歴

では今村由香里さんの経歴を詳しく見てみましょう。
都内の女子短期大学卒
今村由香里さんは都内の私立短期大学を卒業しています。
どこの大学なのかは公表されていません。

ただ、1990年代に、一般職として大手銀行に就職する学生が多かったのは、こちらの短大です。
短期大学名 | 所在地 | 偏差値 | 特徴 |
---|---|---|---|
青山学院女子短期大学 | 渋谷区 | 50~55 | 人気が高く、青山学院大学と連携していることが強み。 |
昭和女子大学短期大学部 | 世田谷区 | 50 | 伝統校で、教育内容や環境が充実している。 |
共立女子短期大学 | 千代田区 | 50前後 | 都心の利便性と歴史ある女子教育で高評価。 |
ですから今村由香里さんも。青山学院女子短期大学や昭和女子大学短期大学部、共立女子短期大学などの有名校で学んだ可能性が高いです。
これらの学校は充実した金融・経済教育を提供し、大手銀行への就職実績を持っていました。
1999年、東京三菱銀行への入行

1999年、今村由香里さんは当時の東京三菱銀行(現・三菱UFJ銀行)に入行しています。
入行時は事務や窓口業務を担当する一般職として採用されました。
1990年代後半は「就職氷河期」と呼ばれ、特に短大卒での大手企業への就職は困難を極めた時期でした。
そんな中、今村由香里さんは優秀な成績と意欲を認められたのだと考えられます。
三菱UFJ銀行の一般職から総合職へ

では今村由香里さんが一般職から総合職になることができた理由を探ってみましょう。
銀行では一般職と総合職で業務内容が明確に分かれています。
一般職が主に事務やサポート業務を担当するのに対し、
総合職は営業やマネジメント業務を含む広範な仕事を任されます。
今村由香里さんは、この違いを十分に理解した上でキャリアアップを目指しました。
入行後、今村さんは窓口業務や事務作業で高い評価を得たのでしょう。

日々の業務を通じて、顧客対応のスキルを磨いていきました。
丁寧な対応と的確な判断力で、顧客からの信頼を獲得していったと推測されます。
業務知識はもちろん、マネジメント能力や将来性も問われます。
今村由香里さんは、日々の業務で培った実践力を評価され、この難関を突破したと考えられます。
つまり、大変な努力家で優秀な人材だったということですね。
Xにもこちらのような投稿がありました。
うわっ!
UFJ銀行の今村由香って人 担当してもらった事あるわっ!!
名刺もらったよーな、、。 普通に悪い印象なかったけどな。 怖っ。
*今村由香里さんの家族構成についてはこちらの記事をご覧ください。
今村由香里の昇進と貸金庫不正

ここからは、今村由香里さんの総合職になった後の活躍と不正について見ていきましょう。
支店長代理として貸金庫管理
総合職転向後、今村由香里さんは支店長代理として活躍します。
玉川支店や練馬支店で、支店長代理や営業課長として重要な役割を担いました。
支店全体の運営に携わり、マネジメント能力を発揮しました。

こちらが三菱UFJ銀行練馬支店です。
自宅が練馬区なので、勤務もしやすかったのでしょうね。
今村さんは部下の指導や業務の統括など、管理職としての役割をこなしてきたはずです。
不正行為の理由
今村由香里さんは、長年にわたってFX投資や競馬などのギャンブルにのめり込みました。
約5年間で10億円もの損失を抱えていたことが明らかになっています。
消費者金融からの借り入れも返済が困難な状況に陥っていました。
そのような中、2020年4月から練馬支店での勤務中に、
貸金庫の鍵を管理する立場を利用して不正行為を始めます。
盗んだ金品は別の貸金庫に移し、詳細なメモを残していたといいます。
また、金塊は売却せずに質入れする手口を取っていました。
約4年半にわたって被害総額十数億円という大規模な窃盗事件に発展したのです。
驚きの金額ですし、銀行内で4年以上発覚しなかったこともびっくりですよね。
今後の捜査に注目が集まっています。
*今村由香里さんの家族構成についてはこちらの記事をご覧ください。

*成りあがって使い込みをしたと言われる岩本絹子さんについてはこちらの記事をご覧ください。
