フリージャーナリスト・映像作家として国際的に活躍する伊藤詩織さん。
9歳でモデルを始め、高校時代のアメリカ留学を経て、ニューヨークの大学でジャーナリズムを学びました。
最新ドキュメンタリー映画『Black Box Diaries』はアカデミー賞にノミネートされ、世界的な注目を集めています。
この記事では、
伊藤詩織の経歴どうなってる?世界各地で学んで子供の頃からモデル!
と題して、その華麗な経歴と学歴、現在の活動の背景を詳しく紹介します。
伊藤詩織の生い立ちと経歴
伊藤詩織さんのユニークな生い立ちと経歴について見ていきましょう。
9歳からのモデル時代
伊藤詩織さんは、1989年に神奈川県で3人兄弟の長女として生まれました。
父親は建築関係の仕事、母親は専業主婦として家庭を支えていました。
幼少期から際立った才能を見せ、9歳という早い時期からモデルとしての活動を始めています。
モデルとしての活動を始めた伊藤詩織さんは、その美しい容姿で注目を集めました。
後に29歳でカルバン・クラインの広告キャンペーンにも起用され、国際的な場でも活躍しました。
国際的なジャーナリストへの道のり
ジャーナリストを志した伊藤詩織さんは、2014年に日本テレビのニューヨーク支局でインターンシップを開始。
2015年にはロイター通信の東京支局でも研修を重ねました。
BBC、アルジャジーラ、エコノミストなど、主に海外メディアで映像ニュースやドキュメンタリーを手がけるようになりました。
2018年、スウェーデン出身のジャーナリスト、ハンナ・アクヴィリンさんと共にドキュメンタリー制作チーム「Hanashi Films」を設立。
伊藤詩織の学歴と留学経験
伊藤詩織さんのすごい活動の基盤となった学歴について見ていきましょう。
神奈川の学生時代と海外留学
伊藤詩織さんは、地元の川崎市内の西生田中学校に通いました。
中学時代には部活動中の大怪我で1年以上の入院生活を送った経験もあります。
伊藤詩織さんは高校時代、アメリカのカンザス州の田舎町にホームステイ留学を経験。
その後、日本の県立短期大学に進学しました。
そしてさらにドイツやスペインの大学へと学びの場を広げていきました。
留学中は奨学金とアルバイトで学費を工面し、独立心の強さを見せています。
とても向学心が強く、若い頃から国際派だったことが分かりますね。
ニューヨークでのジャーナリズム学習
伊藤詩織さんは2012年、ニューヨークの大学に転入学し、ジャーナリズムと写真を専攻。
学費を稼ぐため、翻訳やベビーシッター、ピアノバーでのアルバイトをこなしながら、実践的なジャーナリズムを学びました。
この時期の経験が、後の国際ジャーナリストとしての基盤となっています。
2013年にはイタリアへの留学も経験。
このようにいろいろな国で学んだ経験から、伊藤詩織さんはグローバルな視点を得ました。
現在の映像ジャーナリストとしての活動の基盤になっているのでしょうね。
ただ、伊藤詩織さんが具体的にどこの大学で学んだのかは情報が得られませんでした。
詳しいことが分かりましたら、追記していきたいと思います。
アカデミー賞にノミネート!伊藤詩織は何されたの?
伊藤詩織さんが特に注目された事件と現在の活動について見ていきましょう。
アカデミー賞にノミネート
2025年1月、『Black Box Diaries』がアカデミー賞長編ドキュメンタリー部門にノミネートされました。
30カ国以上での配給が決定しています。
日本人監督による作品が同賞にノミネートされるのは史上初めてのことで、その意義は計り知れません。
伊藤詩織は何されたの?
この『Black Box Diaries』は、2015年4月の伊藤詩織さん自身の体験から生まれました。
伊藤さんは就職相談のため当時TBSのワシントン支局長だった山口敬之さんと都内で会食。
その時、なぜか意識を失い、性被害にあったと主張しています。
準強姦容疑で告訴しましたが、刑事事件は不起訴、民事での勝訴が確定しています。
現在の活動
伊藤詩織さんはジェンダー平等と人権問題を中心テーマに、映像を通じて社会に問題提起を続けています。
2020年にはTIME誌の「世界で最も影響力のある100人」に選出され、その活動は国際的に高い評価を受けています。
日本における#MeToo運動の先駆けとなり、性暴力や人権侵害の問題に光を当て続けています。
*フジテレビでも女性アナウンサーをめぐっての性暴力が問題に。こちらの記事もご覧ください。