「テレビの帝王」と呼ばれたみのもんたさんが2025年3月1日、80歳で亡くなりました。
みのもんたさんのご家族にも注目が集まっています。
妻はすでに他界していますが、3人の子供がいて、長男と次男ともにテレビ局に入社しています。
この記事では、
みのもんたの息子2人はテレビ局にコネ入社?次男の逮捕後は父の会社に?
と題して、みのもんたの子供たちの波乱万丈な歩みにせまります。
みのもんた一家の家族構成

フリーアナウンサーでタレントのみのもんたさん(本名:御法川法男みのりかわ のりお)は、2025年3月1日に80歳で亡くなりました。
「1週間で最も多く生番組に出演する司会者」としてギネス世界記録に認定された「テレビの帝王」は、長い間視聴者に愛されてきました。
御法川靖子さんは、みのもんたさんの立教大学放送研究会の後輩で、1970年に結婚しました。
40年以上にわたり専属スタイリストとして夫を支え続けましたが、2012年5月に66歳で他界しました。
みのもんたさんは妻の死後、「胸にポッカリと穴が空いた」と表現し、遺骨を七回忌まで自宅キッチンに置いて会話する日々を過ごしました。
*みのもんたさんの妻については、こちらの記事に詳しく解説しています。

長男・御法川隼斗のTBS入社はコネじゃない?

みのもんたさんの長男・御法川隼斗さんの経歴について見ていきましょう。
慶應義塾大学卒業からTBSへの道
みのもんたさんの長男・御法川隼斗さんは、名門・慶應義塾大学を卒業後、2002年にTBSに入社しました。
大学時代はチーマー(不良グループ)の一員だったという噂もあります。
TBSではスポーツ関連の仕事から始め、のちにバラエティ番組を担当するようになりました。
御法川隼斗さんの入社に関しては「コネ入社ではないか」という疑惑が浮上しました。
ですが、みのもんたさん自身は週刊誌のインタビューでこれを否定しています。
「長男はまともに試験を受けて(TBSに)入ったんです。
アナウンサー志望でしたが落ちて、一般職で採用された」

と説明し、息子の実力での入社だったことを強調しました。
プロデューサーとしての実績と現在の活躍
入社後、御法川隼斗さんは着実にキャリアを積み、
2010年には30歳でバラエティ番組「ウンナンのラフな感じで。」の担当プロデューサーになりました。
現在もTBSでプロデューサーとして活躍し、さまざまな番組の企画や制作に携わっています。
2005年には一般女性と結婚し、みのもんたさんに孫を授けました。
みのさんにとって自慢の息子さんだったのでしょうね。
次男・御法川雄斗の日テレ入社と挫折

続いて、みのもんたさんの次男の御法川雄斗さんについて見ていきましょう。
日テレ「コネ入社」の噂
次男の御法川雄斗さんも慶應義塾大学を卒業したエリートです。
その後、日本テレビに入社しました。
ただ、この入社に関しては父親のコネを使ったのではないかという噂が強く流れました。
みのもんたさん自身も
「名前と住所しか書けなかったため、氏家齊一郎さんに依頼した」
と発言し、後に社長になった氏家齊一郎さんへの依頼を認めています。
ただし、当時の日本テレビ社長は「正規の手続きで入社している」と否定しています。
さすがに認められませんよね。
窃盗未遂事件による逮捕と日テレ解雇
2013年9月11日、御法川雄斗さんが窃盗未遂容疑で逮捕されるという衝撃的な事件が発生しました。
東京都港区のコンビニATMで、路上で酔って寝ていた男性から盗んだキャッシュカードを使って現金を引き出そうとしたとされています。
その後、男性のかばんを盗んだとして窃盗容疑で再逮捕され、「出来心でした」と容疑を認めて釈放されました。
この事件により、御法川雄斗さんは日本テレビを諭旨解雇となりました。
釈放後、みのもんたさんは都内でひそかに次男との再会を果たしました。
やつれた姿で
「いろいろ面倒をかけて申し訳ありませんでした」

と謝罪する息子に、
みのもんたさんは
「俺に謝るよりも、まず嫁さんと子供たちに、手をついて謝るほうが先じゃないのか!」

と一喝したといいます。
当時、御法川雄斗さんの妻は臨月だったのです。
奥さんも本当にショックだったでしょうね。
また、みのもんたさんはテレビ界で人気絶頂でしたが、自分の番組を降板するなど反省の意を表しています。
父の会社「ニッコク」での再出発

事件後、日テレから解雇となった御法川雄斗さんは、父のみのもんたさんが代表取締役を務める水道メーター会社「ニッコク」に就職しました。
みのもんたさんは当初、息子の再就職を否定していました。
ですが、実際には「社会保険と年金のため」として会社に所属させていたことを後に認めています。
「ニッコク」はみのもんたさんが社長を務める水道メーター会社です。
御法川雄斗さんはここで一社員として働き始めました。
みのもんたさんは息子に再起の機会を与えたのですね。
逮捕事件後も、親子の絆は徐々に修復されていったようです。
*みのもんたさんはテレビの仕事とニッコクの経営を両立させました。くわしい経歴についてはこちらの記事をご覧ください。

みのもんた逝去後の息子たちの現在
長男の御法川隼斗さんは現在もTBSでプロデューサーとして活躍しています。
父の死去のニュースをいち早く所属するTBSに提供したとも言われています。
次男の御法川雄斗さんは2025年現在も水道メーター会社で一社員として勤務していると噂があります。
ですが、具体的な役職や業務内容については公表されていません。
みのもんたさんが遺した最大の教訓は「厳しさの中の愛情」かもしれません。
家族に対する深い愛情と、時には厳しく接することの大切さを体現した人生でした。
息子たちはこれからも父の教えを胸に、それぞれの道を歩んでいくことでしょう。
*みのもんたさんは再婚を考えていましたが、子供たちのことを思って断念したと言われています。最後の元恋人についてはこちらの記事をご覧ください。
