アラジンのお話はディズニーなどで映画化されてきました。
セリフをそのまま英語で理解できるととてもよい英語の学習になります。
役になりきってセリフを覚えてしまいましょう!
この記事では映画アラジンのすてきな英語セリフを詳しく解説します。
エキゾチックな砂漠の王国アグラバーのお姫様ジャスミンと貧しいけど生きる力のある心のきれいな青年アラジンとの恋。
それを成就させてくれる助っ人は魔法のランプから現れるジーニー。
好きな物語を教材に使えば、英語の学習や定着も効果があがります。何度も繰り返す気になりますしね。
ディズニー映画の英語は分かりやすく丁寧、きれいな英語です。よく使われるボキャブラリーやイディオム、構文の知識を増やすことができます。
例えばディズニー映画「白雪姫」もすてきな英語のセリフが満載。こちらの記事で詳しく解説していますので、よろしければご覧くださいね。
ではここから、映画「アラジン」の英語セリフを学んで、英語力をアップさせましょう!
アラジン:アラビアンナイトの魔法のランプから始まる物語
アラビアンナイトって?~アリババやシンドバッドの物語も
「アラジン」はもともと、「アラビアンナイト(千一夜物語)」に含められた「アラジンと魔法のランプ」という物語です。
アラビアンナイトと言えば、「アラジン」以外に「アリババと40人の盗賊」や「シンドバッドの冒険」が有名ですね。
大臣の娘シェエラザードが残忍なペルシアの王様に嫁いで、毎晩少しずつおもしろいお話を語り続けます。そのなかに「アラジン」や「アリババと40人の盗賊」、「シンドバッドの冒険」も入っています。それ以外にもたくさんの物語があります。
映画「アラジン」の主要キャラクター:ジャスミンとジーニーの魔法の物語
主要キャラクターは良く知られているように、アラジンとジャスミン、そしてジーニーですね。物語の舞台はアグラバーという王国です。
主人公「アラジン」
アラジンはアラビア語の名前だそうです。もとは「宗教の崇高」といった意味で、アラジンはイスラム教徒ということですね。
貧しいけれど生きる力のある、清らかな心の明るい青年です。
王女「ジャスミン」
活発な王女の「ジャスミン」。お花のジャスミンからつけられたとてもきれいな名前ですね。
魔神「ジーニー」
この2人の恋を助けるのが魔神のジーニー。魔法のランプから出てきますね。
ランプの持ち主となった人の願いを3つかなえてくれます!
- 王国「アグラバー」
ジャスミンの国は「アグラバー」ですね。この名前はインドのアーグラから来ている可能性が高そうです。
そう、アーグラはあのタージマハル廟があるインドの都市です。
ジャスミン王女が住んでいそうですが、実はムガル帝国の王妃の廟です。
ジーニーの画像の背後にあるお城と比べてみてください。雰囲気はとっても似ていますね!
私も一度行ったことがあります。とっても美しくて、お墓というよりお城ですね。
「アラジン」を深掘り:アニメ版と実写版の比較
「アラジン」は貧しい青年とお姫様の恋という古今東西のあこがれのストーリー。それに、魔法が登場しますから、もう誰もがひかれますよね!
数多く映画化されてきました。
1942年にアメリカで「アラビアンナイト」が制作されたりと、ずいぶん昔から映画化されていますね。
やはりアラビアンナイトの不思議な世界は、多くの人たちを魅了してきましたわけですね。
ディズニーのアニメ映画「アラジン」
ディズニー映画のアニメ「アラジン」は3部作です。
- 「アラジン」(1992年)
- 「Aladdinジャファーの逆襲」(1994年)
- 「アラジン完結編 / 盗賊王の伝説」(1996年)
この3部作の最後でようやく、アラジンとジャスミンは結婚式をあげて結ばれます。
ディズニーの実写映画「アラジン」(2019年)
そして大きな話題となった2019年のアラジン実写版がこちら!
キャスティングがすばらしかったですよね。
アラジン役はメナ・マスード。エジプトのカイロで生まれ、カナダで育ちました。容姿もアニメのアラジンにそっくり。
それまで西洋で制作された映画に比べて、今回のディズニーの映画にリアルさがあるのはこの俳優さんのおかげだと思います。
ジャスミン役のナオミ・スコットも多文化的な家庭の出身です。ロンドンで生まれましたが、父はイングランド人、母はウガンダ出身のインド系だそうです。映画での歌声もステキでしたよね!
そしてジーニーを演じたのがなんとウィル・スミス!ラッパーでもあるので歌もバツグン。適役でしたね。
しかもディズニーは続編やスピンオフも計画中とのこと。楽しみです!
劇中セリフで英語力アップ!「アラジン」とジャスミンのロマンティックな出会い
ディズニーのアニメ映画でも実写でもステキなセリフがいっぱい出てきます。
ここでアラジンとジャスミンが市場で初めて出会うシーンのセリフを少しご紹介しますね!
ディズニーのアニメ版「アラジン」で英語学習
まずアニメ版「アラジン」を見てみましょう。
ジャスミンは意志のはっきりした王女で、父親が決めた結婚相手を相手にしません。そしてこっそりと町中の市場に散策に出かけました。
ジャスミンはショールで髪を覆って身を隠しています。でもちょうどそばにいたアラジンが、ジャスミンの美しさに息をのみます。
そのときジャスミンは、リンゴを売っている屋台の前で、貧しそうな男の子がリンゴを見つめているのに気づきます。
そこでジャスミンは、
「あら、お腹がすいているのね(Oh, you must be hungry)」と言って、お店のリンゴを1個取って、「ほら(Here you go)」と男の子に渡します。
でもあたりまえですが、店主が気づいて怒ります。
「お代を払ってもらおうか(You’d better be able to pay for that)」。
そしてジャスミンはお金がないと謝りますが、店主は
「盗みの罰は知ってるな(Do you know what is the penalty for stealing?)」
と言って、ジャスミンの手首を大きな刀で切ろうとします。
その刀を止めたのがアラジンだったのです!
ジャスミンを自分の妹だと言って、その場を切り抜けようとします。でもジャスミンはそれに気づかず、「何なの?(What are you doing?)」といぶかしげに尋ねます。
アラジンは「合わせて(Just play along)」とささやきます。そして店主を言いくるめてなんとかこの場を切り抜けました。
こうしてジャスミンはアラジンに助けられ、二人は出会ったのです。
ディズニーの実写版「アラジン」で英語学習
アラジンの実写版では少し設定が違います。リンゴのお店ではなく、パンの屋台です。
ジャスミンは「お腹、すいてるの?(Are you hungry?)」と、パンを見つめる2人の男の子に尋ねます。
男の子たちがうなずいたので、ジャスミンはパンを取って「はい、パンをどうぞ(Here, take some bread)」と渡してしまいます。
隣の店の店主が気づきます。
「お代は?なければブレスレットをもらうよ(You pay, or I take bracelet)」と言って、ジャスミンの金のブレスレットを取ろうとします。
そこに登場したのがアラジン!ブレスレットを渡すふりをしてこの場を切り抜けようとします。
アラジンはジャスミンにこう言います。
「お金持ってる?(Do you have any money?)」
「いいえ(No)」
「じゃあ、僕を信じて(Okey, trust me)」
そしてアラジンはうまくこの場を切り抜けて、ジャスミンを救い出します。
この後、ジャスミンはアラジンの生き抜く力に魅了されていきます。
やっぱり英語のセリフを知ると、映画のシーンを深く理解できて楽しいですよね。
大人気英会話カフェ「ランカル」のアプリです。
こちらの記事で解説しているので、よろしければご覧ください
【まとめ】ディズニー映画は英語学習のモチベーション
貧しいけれど心やさしい青年アラジンと活発な王女ジャスミンとの恋。それを助ける魔法のランプの魔神ジーニー。
アラビアンナイトに含まれる「アラジン」の物語は、ずいぶん前から多くの人たちを魅了してきました。
そしてディズニーでも映画化され、人気を博してきました。
ですから、その映画の英語のセリフを勉強するのは、英語学習にうってつけです!
ディズニー映画のきれいな英語を高いモチベーションで勉強できますから。
\まずは無料体験! /
大丈夫です。英語にチャレンジしてどんな新しい自分になりますか?